のんびり薬膳*

心地良い毎日を過ごすためのヒント

小暑のおはなし


今週私の住む地域は雨が続く予報です。

梅雨らしいお天気になってきたけれど

むしむしと暑く水分補給が大切ですね。

 

7月7日から暦の上で小暑(しょうしょ)となります。

22日から大暑といい暑さが本格化してくると言われていて

暑い時期の一歩手前なので小暑とも言われています。

 

小暑は夏の悩みが一気にやってくる

小暑の時期は梅雨の湿気で湿度が上がり、外気はぐんと気温が上がって

体には熱がこもりやすくなります。

この時期は特に自律神経が乱れやすく

考えすぎて眠れなくなったり、眠れないことで不安感が強くなり

暑さと湿気で体もダルくなりやすく、やる気も減っていってしまい

湿度で食欲が低下し暑さで体に熱がたまって胃腸の働きが低下しやすくなります。

胃腸の働きが低下するとますます不眠や不安感が強くなって

昼間はだるく、夜に頭が冴えて眠れない・・・という悪循環に!

 

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小暑の過ごし方で夏を元気に楽しめるからだを作る

小暑を元気に過ごすためには

夏の養生をしっかりとりいれること!

 

*夏野菜を食べて体の余分な熱だけを取り除き

 胃腸に負担を与える冷たいもの・生もの・甘いお菓子類はできるだけ控える。

 

*特にクーラーに当たる時間が長い人は休憩時間などを利用し

 外の空気を取り入れて暑さに体を慣らし

 適度な運動をしてじんわりと汗をかき循環を良くする

 

*暑さで食欲が落ちる人も多いと思うので

 野菜をピクルスにしてさっぱりとした酸味のある食べやすいものに工夫を

 

いくら冷たいものは取らないようにと思っても

やっぱり冷たいものがおいしい季節なんですよね・・・

そうめんに冷やし中華にザル蕎麦・・・(全部麺でした・・・・)

そんな時は温かいものや、体を温める作用のあるものと一緒に

食べるように心がけてみてください。

例えば冷たい食べ物と一緒にあったかいお茶を飲む。

そうめんやお蕎麦にはたっぷり薬味を入れる。

薬味のネギや生姜等は体を温める作用があります。

冷麺の付け合せにボイルしたエビを載せるのもいいですね。

エビも体を温めてくれます。

 

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夏は特に睡眠が大切

一気に気温が上がり蒸し暑くなると

寝づらくなって、ついつい携帯を見て目が冴えてしまう悪循環もあるあるです。

自律神経の乱れやすい時期はきちんと睡眠をとることが、とても大切。

眠りの導入に、特にアロマに頼るのがオススメです。

寝る前にリラックスできる香りや、朝目覚めた時に爽やかな気分になれる香り

など、生活の節目や自分を落ち着かせる好きな香りを

この時期に見つけておくと、体のスイッチが切り替わり

心地よい香りがストレスを緩和につながります。

寝づらい夜は寝る1時間前からデジタルデトックスをして

アロマを焚き、読書をしたり氷枕を敷いてみてひんやり気持ちよくしてみたり

睡眠を心地よくする工夫も夏の楽しみになるかもしません。

(ちなみに私は⇧を実行してから目覚めもよくなりました!)

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暑くても元気に過ごせる夏を体から準備しはじめたいですね!

 

今日のポイント

✔︎夏の養生を取り入れて体の熱を冷ます

✔︎冷たいものを食べる時は薬味や温かい飲み物とセットで食べる

✔︎心地よい眠りのためにお気に入りの香りを見つける

 

次回の、のんびり薬膳さんは?***日々のおはなしです!

きょうもきげんよくいきましょう!