のんびり薬膳*

心地良い毎日を過ごすためのヒント

水無月

今年も、もう折り返しですね。

早い!毎年思ってますが年々早く感じるものですね・・・。

6月の晦日に行われる大祓(おおはらえ)は

半年の間身に積もった汚れを祓い清める神事が行われます。

これを「夏越大祓」とも呼ばれていて

暑い季節に病にかからぬよう願いが込められているそうです。

 

諸説言われがありますが

水無月は旧暦の6月のことを言い

現在の7月頃を指しています。

暑さが厳しく、水も枯れてしまう季節。

地上に水も無い・・・ということから水無月と呼ばれることもあったようで

それほど昔から暑さが厳しく、夏を越すというのは

大変なことだったんだなと伺えます。

 

また、京都では「水無月」という和菓子を食べる習慣があります。

昔、宮中では冬に保存されていた氷が旧暦の6月1日に

健康を願い、献上されていたようですが

まだまだ市民には夏の氷は手の届かないもの。

そのため、氷に見立てた外郎生地の上に

厄除けと言われるあずきを土に見立ててかぶせ

半年の無事を感謝し、残り半年の幸せを祈り作られたのが

水無月」のお菓子だと言われています。

 

 

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半年の感謝とこれから迎える半年の祈りを込めて

今年も美味しくいただきました*

 

薬膳や季節ごとを取り入れつつ

これからの半年も楽しく健康に皆様過ごせますように***

 

次回の、のんびり薬膳さんは?***小暑のはなしです!

 

きょうもきげんよくいきましょう!