のんびり薬膳*

心地良い毎日を過ごすためのヒント

秋の過ごし方

以前の記事からだいぶん時間が空いてしまいました。

みなさんお元気ですか?

このご時世のため、おとなしくお家で過ごした夏でしたが

せっかくの夏、息子はどこにも行けないため

手作りおもちゃを作ったり何か家でも楽しめることを・・・と、

いろんな遊びを試してみましたが

新聞紙丸めて投げるのが一番楽しそうな夏でした(笑)

息子の昼寝が減ったこともあり、今まで以上にのんびりな更新になりますが

また、よろしくお願いします*

 

 

さて、9月になった途端、気温がグンと下がりましたね。

夏が終わり秋の始まりを感じる気候になりました。

今日は秋を心地よく過ごすポイントについておはなししたいと思います。

 

秋は乾燥しやすい季節

秋は空気が乾燥し、植物は紅葉で赤く色づき、落葉の準備を始めます。

人も同様に乾燥してくる季節です。

夏に沢山汗をかいたことで体の中の水分が排出されている上に、気温が下がることで水分補給が減っていき、体は水不足も重なって乾燥しやすくなります。

”乾燥”と言われると、肌のカサカサなど目に見える「外側」をイメージしがちですが、

体の中も同じくらい乾燥が進んでいます。

のどや鼻の乾燥によりイガイガして風邪をひきやすくなったり

水不足により腸内が乾燥し、便秘になってしまったり・・・

そして、腸が弱るとネガティブな感情に陥りやすく、不安感・焦燥感を感じやすくなってしまいます。秋に憂いを感じる・・・というのも実は腸の働きが落ちていることが関係しているかもしません。

 

f:id:nonbiri-yakuzen:20210904142615j:plain



秋にオススメの食材

乾燥しやすい季節には体に潤いをチャージしてくれる「白い食べ物」がオススメです!

レンコン・山芋・長芋・白きくらげ・豆腐・はちみつ

さらに、きのこ類・芋類は体の乾燥を和らげるだけでなく、夏に汗で消耗した気も補ってくれるので旬のさつまいも、かぼちゃ、じゃがいも、エリンギ、マイタケ等はコンスタントに食べてパワーチャージして夏の疲れを挽回しつつ、秋の味覚を楽しみましょう*

f:id:nonbiri-yakuzen:20210904142607p:plain

旬のフルーツを堪能しながら潤いをチャージ!

しかし、なんといっても秋は美味しいフルーツが豊富で

しかも食べるだけで潤いをチャージできる嬉しい特典付き!

りんご、ぶどう、イチジク、梨、柿、かりん など

秋の夜長のおともに、1日の疲れを満たすご褒美に・・・

旬のフルーツをいただくのもオススメです*

 

感傷に浸るのも悪いことではありません

日が落ちるのがだんだんと速くなり、夜が長くなっていく季節。

昼と夜の寒暖差もあり肌寒い気候になる夜は、どうしても悲観的になってしまったり

考えごとをしすぎてしまったり・・・

でも、それって全然悪いことでは無いと思っています。

悲しい気持ちになったり、物悲しい気持ちになっても

「あ、そうゆう季節だもんね。私、自分に優しくできていないのかも。」

と、こういう時こそ普段の自分を緩めてあげて

心穏やかに過ごすためのご褒美や、自分は何をしていると楽しいだろう?と

振り返り立ち止まる良い時間になるかもしれません。

f:id:nonbiri-yakuzen:20210904142554p:plain

秋を穏やかに過ごすためのポイント

✔︎体の外も中も乾燥に注意!白い食べ物とキノコや芋類で気力と潤いを取りつつ

腸内環境を整えることを最優先!

✔︎旬のフルーツを食べて潤いチャージ

✔︎物思いに浸る時間も、今年の前半を振り返って反省するのもOK!

これから来る季節のために軌道修正する時間と思って秋の夜長も楽しんで。

 

日が落ちるのが早い、ということは昔では就寝時間も早まるということ。

季節の変わりめは体が疲れやすく、体力も消耗しやすくなっています。

自然に合わせて、意識的に寝る時間を早めて体も頭もゆっくり休ませてあげましょう。

秋は実りの季節でもあります。何か楽しみを見つけたり

続けていることを意欲的に継続するためにも

旬の食べ物を意識して秋の味覚を楽しみながら、新しい季節も穏やかに過ごせるよう

整えていきたいですね*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1歳の誕生日

今日は七夕ですね。

七夕に良いお天気だった記憶がないので

お天気で空のきれいな七夕を味わってみたいです(笑)

 

先日、息子が1歳の誕生日を迎えました。

 

f:id:nonbiri-yakuzen:20210707142436j:plain

 

息子はお腹にいたころ胎児育児不全であまり大きくなれず

早産、低体重児で2000gなく生まれてきました。

ちゃんと産まれてきてくれるかな・・・という不安と

生まれてきてすぐ、NICUでの入院、コロナ禍で面会が限られていて

いろいろ不安も大きかったですが

生まれてきてからよく泣く、よく飲む・食べる、よく寝る・・・!

とにかく生きる力が強い息子自身のおかげでぐんぐん大きくなってくれて

今や成長曲線下だったお子は平均ど真ん中にまで成長。

 

のんびりゆっくりタイプの息子ですが

毎日少しづつ出来る事が増えていって

見ているこちらも楽しかったり感動したり

この1年すごく充実した日々を過ごさせてもらったなと思いました。

 

お誕生日は、息子には私がお寿司もどきの離乳食を作り

大人用のご飯は父が作ってくれました。

 

f:id:nonbiri-yakuzen:20210707142508j:plain

f:id:nonbiri-yakuzen:20210707142535j:plain

 

父は料理大好き人間なので、見習いたいところがたくさんありますが

あまりにすごかったり、凝っていて

とてもじゃないけど私には出来そうもないです(笑)

 

これから息子は幼児食になっていき

私たちと同じご飯に近づいてきてくれるので

息子にあった食材で、日々のごはんも無理なくサポートしていけたらいいなと思います。

 

次回の、のんびり薬膳さんは?***心が疲れている時に・・・のおはなしです!

 

きょうもきげんよくいきましょう!

 

小暑のおはなし


今週私の住む地域は雨が続く予報です。

梅雨らしいお天気になってきたけれど

むしむしと暑く水分補給が大切ですね。

 

7月7日から暦の上で小暑(しょうしょ)となります。

22日から大暑といい暑さが本格化してくると言われていて

暑い時期の一歩手前なので小暑とも言われています。

 

小暑は夏の悩みが一気にやってくる

小暑の時期は梅雨の湿気で湿度が上がり、外気はぐんと気温が上がって

体には熱がこもりやすくなります。

この時期は特に自律神経が乱れやすく

考えすぎて眠れなくなったり、眠れないことで不安感が強くなり

暑さと湿気で体もダルくなりやすく、やる気も減っていってしまい

湿度で食欲が低下し暑さで体に熱がたまって胃腸の働きが低下しやすくなります。

胃腸の働きが低下するとますます不眠や不安感が強くなって

昼間はだるく、夜に頭が冴えて眠れない・・・という悪循環に!

 

f:id:nonbiri-yakuzen:20210702211945j:plain

 

 

小暑の過ごし方で夏を元気に楽しめるからだを作る

小暑を元気に過ごすためには

夏の養生をしっかりとりいれること!

 

*夏野菜を食べて体の余分な熱だけを取り除き

 胃腸に負担を与える冷たいもの・生もの・甘いお菓子類はできるだけ控える。

 

*特にクーラーに当たる時間が長い人は休憩時間などを利用し

 外の空気を取り入れて暑さに体を慣らし

 適度な運動をしてじんわりと汗をかき循環を良くする

 

*暑さで食欲が落ちる人も多いと思うので

 野菜をピクルスにしてさっぱりとした酸味のある食べやすいものに工夫を

 

いくら冷たいものは取らないようにと思っても

やっぱり冷たいものがおいしい季節なんですよね・・・

そうめんに冷やし中華にザル蕎麦・・・(全部麺でした・・・・)

そんな時は温かいものや、体を温める作用のあるものと一緒に

食べるように心がけてみてください。

例えば冷たい食べ物と一緒にあったかいお茶を飲む。

そうめんやお蕎麦にはたっぷり薬味を入れる。

薬味のネギや生姜等は体を温める作用があります。

冷麺の付け合せにボイルしたエビを載せるのもいいですね。

エビも体を温めてくれます。

 

f:id:nonbiri-yakuzen:20210702211943j:plain

 

 

夏は特に睡眠が大切

一気に気温が上がり蒸し暑くなると

寝づらくなって、ついつい携帯を見て目が冴えてしまう悪循環もあるあるです。

自律神経の乱れやすい時期はきちんと睡眠をとることが、とても大切。

眠りの導入に、特にアロマに頼るのがオススメです。

寝る前にリラックスできる香りや、朝目覚めた時に爽やかな気分になれる香り

など、生活の節目や自分を落ち着かせる好きな香りを

この時期に見つけておくと、体のスイッチが切り替わり

心地よい香りがストレスを緩和につながります。

寝づらい夜は寝る1時間前からデジタルデトックスをして

アロマを焚き、読書をしたり氷枕を敷いてみてひんやり気持ちよくしてみたり

睡眠を心地よくする工夫も夏の楽しみになるかもしません。

(ちなみに私は⇧を実行してから目覚めもよくなりました!)

f:id:nonbiri-yakuzen:20210702211950j:plain


 

 

暑くても元気に過ごせる夏を体から準備しはじめたいですね!

 

今日のポイント

✔︎夏の養生を取り入れて体の熱を冷ます

✔︎冷たいものを食べる時は薬味や温かい飲み物とセットで食べる

✔︎心地よい眠りのためにお気に入りの香りを見つける

 

次回の、のんびり薬膳さんは?***日々のおはなしです!

きょうもきげんよくいきましょう!

 

 

 

 

 

水無月

今年も、もう折り返しですね。

早い!毎年思ってますが年々早く感じるものですね・・・。

6月の晦日に行われる大祓(おおはらえ)は

半年の間身に積もった汚れを祓い清める神事が行われます。

これを「夏越大祓」とも呼ばれていて

暑い季節に病にかからぬよう願いが込められているそうです。

 

諸説言われがありますが

水無月は旧暦の6月のことを言い

現在の7月頃を指しています。

暑さが厳しく、水も枯れてしまう季節。

地上に水も無い・・・ということから水無月と呼ばれることもあったようで

それほど昔から暑さが厳しく、夏を越すというのは

大変なことだったんだなと伺えます。

 

また、京都では「水無月」という和菓子を食べる習慣があります。

昔、宮中では冬に保存されていた氷が旧暦の6月1日に

健康を願い、献上されていたようですが

まだまだ市民には夏の氷は手の届かないもの。

そのため、氷に見立てた外郎生地の上に

厄除けと言われるあずきを土に見立ててかぶせ

半年の無事を感謝し、残り半年の幸せを祈り作られたのが

水無月」のお菓子だと言われています。

 

 

f:id:nonbiri-yakuzen:20210630221248j:plain

半年の感謝とこれから迎える半年の祈りを込めて

今年も美味しくいただきました*

 

薬膳や季節ごとを取り入れつつ

これからの半年も楽しく健康に皆様過ごせますように***

 

次回の、のんびり薬膳さんは?***小暑のはなしです!

 

きょうもきげんよくいきましょう!

 

 

 

五色を食べる

不安定なお天気が続きますね。

暑い日の間に雨で湿気が強くなると

もともと胃弱な私はどうにも胃腸が重くなってしまいます。。。

豆やとうもろこしで胃に優しく

余分な水を出しながら

胃腸を労って夏を乗り切りたいところ・・・・

 

しかし、一人暮らしだと自分の症状に合わせて

その日のメニューも決められますが

主人と息子のご飯も考えると

それぞれのメニューというのは難しく

品数を増やしてみんなに合うものを・・・

とも思いますが、正直そんなに時間はかけられない!

(特に旦那さん、好き嫌いが多め笑 )

そして私は料理が上手じゃないし、何ならちょっと苦手!

 

今日は、忙しくても日々意識して続けている

食事のポイントについてお話ししたいと思います。

 

自然界にある全てのものが五種類に分類されている

中国では古来から自然の万物は5種類の要素から成り立っているという考え方があります。

5種類の要素にはそれぞれの特徴と特性があり、互いに助け合ったりコントロールしあって影響しています。

その中で五行説という考えかたがあります。

五行説とは全てのものが 木・火・土・金・水 の基本要素から成り立っているという考えかた。この五行説を用いて漢方では診断や治療、養生を行います。

四柱推命等の占いが好きな方とかは見た事があるかも!)

そして、全ての自然界・人の体や精神もこの五行説それぞれの特性に応じて当てはまるようにできています。

例えば季節だと春は木に当てはまります。木は成長や芽吹きを表しています。

そして春の季節は冬眠から目覚め、生命が活動しだす時・・・確かにぴったり!

 

食卓で五色を揃える

五行説に当てはまり五色は 青・赤・黄・白・黒。

青は葉物など緑の食材が適応します。

五色は難しく考えすぎず、食べる部位の食材の色で判断すればOK。

 

 

・・・ほうれん草、春菊、小松菜、セロリ等

 働き*熱を沈めてイライラやのぼせを改善してくれる食べ物が多い。

 注意*体を冷やす効果のあるものが多いので、胃弱や冷えの強い人はとりすぎ注意

 

・・・トマト、人参、赤みの多いお魚やお肉、レバー、マグロ、カツオ等  

 働き*血液を補い貧血傾向の改善に。 

 注意*胃腸に張りやげっぷなど症状がある場合、とりすぎないように。

 

・・・じゃがいも、かぼちゃ、お味噌、大豆等

 働き*気を補う食材が多く、消化機能を整える

 

白・・・玉ねぎ、大根、カブ、白ごま等

 働き*巡りをよくし、皮膚を潤す働きがある

 注意*冷えが強いときは、冷えやすい食材が多いので生食は控えて

 

黒・・・わかめ、海藻類、黒豆、黒ごま、貝類、エビ等 

 働き*発育促進、滋養強壮、老化防止

 注意*老廃物が溜まっていたり、二日酔いの時はとりすぎないように

 

五色にも体に作用する働きがありますが、もちろん全ての食材に当てはまるわけではありません。あくまで目安に捉えていただければと思います。

 

 

 

実は和食は自然に五色揃っている

一食に五色をって食材増えて結局難しいですやん・・・とげんなりしそうですが

1日トータルだと、五色は意識するととりやすく

意外に今まで自然と五色のバランスを取れていた!ということがあります。

例えば、最近忙しくて朝は味噌汁にご飯に海苔だけ!ということも多いのですが

 

ご飯・・・白

味噌汁・・・だしに昆布(黒)鰹(赤)調味料は味噌(黄)

のり・・・黒

 

この3つだけでも四色取れているんです!

ここで、後足りない青色としてほうれん草を味噌汁の具材に加えて、

後の具材に季節の食材をプラスして少し具沢山味噌汁にすれば自然と一食で五色とれてしまいます。

昆布に鰹だしという、目には見えないけれど要素が旨味として加わり自然と口にできている。

これが和食のいいところ。

そして、定番の卵焼き、ほうれん草のおひたし、シャケの塩焼きがあれば

見た目にも五色が勢ぞろい!改めて、和食って素晴らしい。

 

 

難しく考えたり、効能を考えながらの組み合わせを・・・

と思うと結局疲れてしまって続かないこともあります。

毎日色々考えるというのは大変ですが

五色を食卓に揃える!ということだけ意識して

食卓が彩りよくなり、彩りがいいと見た目にもご飯が美味しそう!と、食欲がわきます。

大切なのは楽しく続けられて、食べたくなるご飯。

いくら気をつかって頑張っても、食欲がなくては食べられません。

そして、楽しくないと続かない。

今日も色々あったけど、五色はちゃんと食べれたぞ!頑張った私!

っていうのが私は楽しいんです(笑)

目標は低くとも日々続けることが最大の目標。

 

皆さんも、日々の薬膳やご飯で意識してることがあれば教えてください!

 

今日のポイント

✔︎自然界は五種類で分類されている

✔︎5色を1日トータルで食べる

✔︎自分なりの方法で毎日少しでも楽しく続ける

 

次回の、のんびり薬膳さんは?***水無月のおはなしです!

 

今日もきげんよくいきましょう!

 

 

夏に冷え性*

こんにちわ*

今日は母にいわしの蒲焼をもらったので

晩御飯作らなくていいのです〜♪ありがたい!!

いわしは骨が多いですが

料理によっては丸ごと食べれるし

指でも骨が簡単に取れるのがいいところですよね!

いわしは夏から秋に旬を迎えますが、体を温める食材です。

夏はもちろん暑いのですが、近年はクーラーがついているところがほとんど。

お仕事でクーラーの効いている部屋で1日を過ごし

実は冬みたいな冷えの症状が出てしまう。。。

むしろ夏の冷えの方が辛い!という方もいるかも。

 

夏でも体を温める食材を

クーラーが効きすぎている部屋で1日過ごす場合

生姜、ニンニク、ニラなど体を温める食材を普段のお料理にプラスするのがオススメ。

夏野菜を食べる時は、生姜のドレッシングや簡単に作れるニラ醤油など

ドレッシングやタレだと、お昼や軽食でも簡単にプラスできるかも。

かぼちゃの旬は秋口ですが収穫は夏。体を温めてくれるのでパンプキンスープなんかもオススメです。

飲み物も緑茶は体を冷やすためあたたかい紅茶などにしましょう。

 

食材は火を通して温めて

夏野菜はサラダに合う食材が多いですが、

ズッキーニ、トマト、かぼちゃやナス・・・

実はパスタやスープにすると美味しい食材が多いです。

バジルやローズマリーパクチーも体を温めてくれる食材。

ハーブとニンニクで食欲をそそる香りをプラスして

夏野菜をふんだんに使ったトマトスープは簡単にできて美味しいです。

パスタやリゾットなどたくさん作ってもアレンジが効くので

部屋と外の寒暖差で弱った胃腸にも食欲が湧き食べやすいかと思います。

体が冷えている時は生野菜は避けて、温かく調理したものにしましょう。

 

特に胃腸をいたわってあげましょう

ニンニクや生姜、ニラなどは体を温めますが

胃腸にも刺激は強め。適度な量をプラスしてあまりとりすぎないように注意が必要です。

そして、上記にも書きましたが、部屋と外の寒暖差が冬より辛い季節。

胃腸も弱りやすくなるので、イモ類・穀類・とり肉など胃腸をいたわる食材で

消化を助けてあげましょう。

 f:id:nonbiri-yakuzen:20210618163300p:plain

 

夏の冷え症は年々深刻になっているようです。

冷えは万病のもと。食事もそうですが、着るものや飲み物などで

体を冷やさない工夫を夏も心がけないといけませんね。

夏なのに寒い時は、体を冷やす夏野菜にあたためる食材をセットでいただき

できるだけ夏でも体を温める食材を意識して取り入れたいですね。

 

 

今日のポイント

✔︎夏の冷えには、ニンニク・生姜・バジル・ローズマリーといった薬味やハーブをプラスして体を温めて

✔︎夏野菜はあたためる調理法もぴったり!冷えた体にカラフルなスープは食欲が湧くかも*

✔︎寒暖差で胃腸も弱りがち。胃腸をいたわる消化の良い食事を心がけて

 

 さて次回の、のんびり薬膳さんは?***五色のおはなしです。

 

今日もきげんよくいきましょう!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の養生

全国的に梅雨いりしましたね。

私は関西住みなのですが、最近は梅雨というより

夏日が続き、梅雨明けた??と思うほどの暑さに体が凝りまくっております。

体質なのか、急激な温度変化や気圧で肩や背中が凝りやすいんですよね。

 

特に梅雨や夏の時期は体に熱と湿気がこもりがち。

体が重だるく、食欲不振で冷たい飲み物や食べものを

食べすぎることで胃腸の働きも弱ってしまい、

夏バテの原因になってしまいます。

今日は夏にお勧めの食材についてお話したいと思います!

 

*夏

一年で最も新陳代謝が活発な時。

街に出ると緑やたくさんのお花が綺麗で、生き物が元気で活動的な季節でもあります。

本来は体も一番元気な時なので

熱中症に注意しながら、太陽を浴びてしっかり体を動かし

汗も体内に蓄積されているパワーも発散するのに最適!

たくさん太陽を浴びて活動することで

冬の冷えを和らげられる効果も。

そのためにも養生しつつパワフルに動ける気力と体力を維持しましょう!

 

*暑さを取り、体を冷やすオススメ食材

トマト ナス きゅうり ズッキーニ スイカ

といった夏野菜を中心に

ごぼう レタス もやし セロリ キウイ バナナ

 

*汗をかきやすい時期・・・体に潤いを与えてくれる食材

トマト きゅうり ナス オクラ スイカ バナナ 豆腐 緑茶 牛乳 豆乳

 

*汗と一緒に気力も流れてしまいます・・・気を補ってくれる食材

かぼちゃ 芋類 豆類 穀物 きのこ類 とうもろこし アボガド 

 

f:id:nonbiri-yakuzen:20210615145404j:plain

 

もうすぐ夏至です!夏を楽しむにはまずは体の元気を補ってから!

特に今は蒸し暑い時なので豆類で体の余分水をめぐらせ

汗をしっかりかいたら夏野菜+気を補う食材で

体を潤しながらパワーをつけて夏を楽しむ準備をしましょう!

 

 

今日のポイント

✔︎夏は一番活動に向いている時期!運動して汗を流して

 太陽を浴びて夏を楽しみましょう!

✔︎汗をかいたら夏野菜を食べて体に潤いを

✔︎冷たいもので胃腸が弱りがちに。

 気を補う食材で胃腸にも優しく、夏バテ知らず!

 

次回の、のんびり薬膳さんは?***夏の冷えすぎに注意!のお話です

 

今日もきげんよくいきましょう!